☕️美味しいコーヒー☕️
美味しいコーヒーの淹れ方
①お湯を沸かす
飲みごろの温度に抽出するために、ドリッパー、サーバーなどの抽出器具、カップやソーサー、スプーンなどは、あらかじめ温めておきます。
お湯は汲みたての水道水などを沸かしておきます。
お湯が沸騰したら火をとめ、表面のボコボコした泡が鎮まったときが抽出に理想的な温度(95℃前後)です。
②ペーパーフィルターをセットする。
フィルターの底の接着部分を外側に折り、次に側面の接着部分を内側に折ります。ドリッパーに軽く抑えつけるようにしてセットします。
※写真は台形の1〜2杯抽出用のフィルターとドリッパーです。
抽出したい杯数に応じて器具のサイズもいろいろありますが、フィルターとドリッパーは必ず形やサイズの合うものを使い、隙間なくセットしてください。
③フィルターにコーヒー粉を入れる。
全体にムラなくお湯を注ぐために、ドリッパーを軽く振り、粉の表面を平らに均しておきます。
④コーヒーを蒸らす。
おいしいコーヒーを淹れるために必ずやっておきたいのが、「蒸らし」です。初めにコーヒーに少量のお湯を、そっと乗せるように注ぎ、粉全体に均一にお湯を含ませてから、20秒ほどそのままにして蒸らします。
注ぐお湯の量は20cc程度、95℃前後が適温です。
サーバーにポタポタとお湯が数滴落ちてくるのを目安にしてください。
⑤お湯を注いで抽出する。
コーヒー粉の中心に、小さな「の」の字を描くように、お湯を80cc→40cc→20ccと3回に分けて優しく注ぎます。水面が上から1/3程度減ったら次のお湯を注ぐようにします。ここでは一杯分を抽出するときに注ぐ湯量の目安を記載していますが、サーバーについている「一杯分」の目盛りを見ながら注いでみても良いでしょう。
注意点:お湯は中心に真上から注ぐ
フィルターの「壁面」の側からぐるっとお湯をかけて抽出していませんか?
この注ぎ方では、コーヒー全体から成分をまんべんなく抽出することができません。お湯は、中心で小さく「の」の字を描くように注ぎます。
慣れてきたら、注ぐお湯の量とサーバーに落ちるコーヒーの量が同じになるように意識して注いでみてください。
下にある図のようにドリッパー内に注いだお湯の水位を一定に保つように、細口ポットから出るお湯の量を調節することがおいしく淹れるポイントです。
コーヒーの粉を平らにならした面と、ポットから注ぐお湯の角度が「90度」になるように静かに注ぎましょう。
注意点2:抽出後のカスもチェックしましょう!
カスの表面を見ると細かな泡が残っています。細かな泡はコーヒーのアク、つまり雑味のもとになる成分です。
フィルターの内側で、コーヒーのカスが均一な厚みの層になっていて、表面に細かな泡が残っていれば、抽出されたコーヒーは、雑味のないクリアな味になっているはずです。